重要なポイント
- ダラーラマは、手頃な価格帯の商品に対する安定した需要から利益を得ており、不況期でも好調な業績を上げている。
- ネットフリックスは、手頃な価格のエンターテインメントでリーダーであり続け、アナリストは最近の株価の下げの後、20%の上値余地があると見ている。
- ネクステラ・エナジー社は安定した電力会社であり、再生可能エネルギーのリーダーでもある。
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不況に強い株は、景気が減速したときに素晴らしい投資になる。
景気が減速するかどうかを予測するのは非常に難しいので、景気後退が来るかどうかはわからない。それでも、景気に関係なく業績を上げるとわかっている銘柄をいくつかポートフォリオに入れておくのはいいことかもしれない。
景気がどうなろうと儲け続ける、不況に強い3つの銘柄を紹介しよう。
これら3銘柄はいずれも、現在では適正価格か割安に見える。
1:ダラーラマ(DOL)
Dollaramaはカナダの大手ディスカウント小売店で、生活必需品、食料品、衣料品などを低価格で販売している。
不況時には、消費者はより手ごろな価格での買い物を求め るため、ディスカウントストアは厳しい経済状況下でも 好業績を上げることができる。

ダラーラマが面白そうな理由
- カナダのディスカウント・リテール市場を独占しており、強力な競争力を持っている。
- 同社は規模の経済の恩恵を受けており、資本利益率は常に20%を超えている。
- 手頃な価格の商品に対する安定した需要は、ダラーマを長期的に信頼できる銘柄にするはずだ。

アナリストは、株価はフェアバリューをわずかに上回って取引されていると考えている。不況の到来を強く信じている投資家、あるいは単に質の高い長期複利銘柄を保有したい投資家にとっては、これは大きな懸念ではないかもしれない。
Dollaramaは、消費者が低予算の代替品を探しているときに繁盛するため、不透明な経済情勢には最適の銘柄である。
2:ネットフリックス(NFLX)
ネットフリックスは手ごろな価格で楽しめるエンターテインメントのリーダーであり、不況期でもストリーミング需要は安定している傾向がある。
消費者は、ネットフリックスの契約を解約する前に、高額な娯楽を控える可能性が高いため、ネットフリックスは回復力のあるビジネスモデルとなっている。

株価はこのところ戻しており、潜在的な買い場となっている。
アナリストは、ネットフリックスの現在のバリュエーションに基づき、約20%のアップサイドと見ている。
旺盛な加入者需要と手頃な価格設定により、ネットフリックスはエンターテインメント・セクターで最も不況に強い銘柄のひとつであり続けている。
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3: ネクステラ・エラ・エナジー(NEE)
ネクステラ・エナジー社は再生可能エネルギー最大手のひとつで、風力発電と太陽光発電を専門とする一方、規制対象の公益事業も運営している。
電気は必需品なので、ネクステラのような公益株は景気に関係なく安定する傾向がある。

ネクステラ・エラ・エナジーが際立つ理由
- 今後3年間は毎年10%前後の増収増益が見込まれている。
- アナリストは現在の株価の上昇率を15%程度と見ている。
再生可能エネルギーの成長と安定した公益事業を併せ持つネクステラ・エナジーは、どのような経済環境においても最も信頼できる銘柄のひとつである。
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TIKRテイクアウェイ
不況に強い株式は、景気が減速しても安定したリターンを提供する。
ダラーラマ、ネットフリックス、ネクステラ・エラ・エナジーはいずれも、どのような市場環境でも収益を上げ続けることができる強力なビジネスモデルを持っている。
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